7Sep

ボクサー物語、住所不定無職
突然それはやってきた。
興行を生業としていた会長が、
興業で失敗しいなくなった
のである。
私は事の自体を理解し、
仕事と住む場所を捜した。
チャンピオンになると言って
辞めた会社の友人の部屋に
泊まり込み。
この先どうするか考えた。
まずはボクシング、
いや仕事、
いや住む所。
ない頭を振り絞って
必死に考えた。
所持金もだんだん底をついてきて
いたので不安がさらに大きくなった。
合宿所近くの友人のアパートは
埼玉にあった。
そこに荷物を置かせてもらい、
空手修行を一緒に行っていた
仲のよい高校時代の友人の所に、
無期限で泊めて貰うことにした。
場所は「千葉県松戸市」だった。
聞いたことのない地名。
ボクシングジムはあるかな?
と心配した。
その時、私の中での優先順位は
1位:ボクシングを行う。
2位:住む所を見つける。
3位:仕事。
であった。
松戸市は暮らしてみると
思っていたより便利で、
東京都内、大塚の大きな
ボクシングジムに通うことにした。
次に優先順位2番の住む所を
捜した、ここで私は勘違いを
またしていた。
定職がない人には
アパートを貸して
くれないのである。
仕事先を見つけることが先だった。
結局、シロアリ駆除の
アルバイトをした、
当然ボクシングするために
残業が無いところを捜した
結果であったが。
アルバイトであったが、
アパートを借りることができた。
居候していた友人の近くに借り、
友人と江戸川沿いを一緒に
ロードワークすることを誓った。
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レールの上?
今思えば・・・
という事が、よくあります。
人生は選択の連続です。
答えは決まっているのかも、
知れません。
右に行くか、左に行くか。
結果は一緒かも知れません。
それよりも、
自分で選択して歩いて行く!
ということが大切なのかな。
先が判らないから怖い。
先が判らないから楽しい。
アナタはどちらですか?
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