5Sep

プロボクシングの世界へ
幸せな生活とは裏腹に
野望もどんどん
膨らんできていた。
しかし、「野望の答え」
はなかなか見つからない。
当時の極真空手本部道場には
外国からの修行者も多かった。
そんな外国人達と一緒に
稽古をする中、体の小さい私は
苦戦していた。
空手でいう回し蹴りを
ブロックすると横滑りに
1m以上吹っ飛ぶのである。
(達人はそれをサバクのだが、
私は吹っ飛んだ)
体格差に空手技術が
伸び悩んでいた未熟な私に、
ある日「野望の答え?」が
目の前に現れた。
TVでボクシングの世界戦を
中継していた。
ボクシングはその時、
あまり興味がなかったのだが、
圧倒的人気を誇る
世界チャンピオンが
スポットライトを
あびる姿が私の目に
かっこよく映った。
拳にタオルを巻き、
その動きをマネて見た。
「できる!」
この「二つの拳で世界をとる!」
単純な私はまだ見ぬ
自分の姿に酔いしれた。
地位も名誉も何もいらず、
拳ふたつで勝負できる世界。
そして空手で悩んでいた
体格差もない。
今、思い出しても
恥ずかしいが本当に
単純なきっかけだった。
よく言えば行動が早い。
悪く言えば後先考えない。
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意外に簡単な理由で動く
アイデアとは、
意外に無心の時に湧いてくる。
お風呂に入っている時。
散歩の時。
私は車を運転している時に
アイデアが浮かぶ時が多いです。
ただしメモをしないと、
消えるんです。
夢と似ていますね。
絶対、忘れるわけがない。
と思ってもメモしないと、
大概は忘れて思いだせない。
内在心様からのメッセージとは、
そんなものかも知れない。
メモとりましょう。
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