8Sep

起業物語、道なき道
あれから数年が経ち、 「一関 剛」は 一歩一歩新たな道に 挑戦し続けている。 12年間勤続した 恵まれた会社を辞め、 ボクサー物語に続く 第二段自叙伝。 「起業物語」です。 当時のメモをもとに 書いております。 私の失敗を読んで、 少しでも元気付けられて 頂けましたら幸いです。 2000年12月30日、 ウヮッと目を覆いたく なるようなニュースが流れ、 カラダの中に一瞬電流 が走るのを感じた。 東京・世田谷の住宅街で起きた 「世田谷一家殺害事件」である。 その後、つい目先の地で 「有名企業社長宅強盗殺人事件」 が起きた。 この二つの残虐な事件は、 いまだ解決されていない。 ※「有名企業社長宅強盗殺人事件」 は2006年に解決されました。 この二つの事件を目の当たりにし、 所詮他人事で流してしまうかも しれないが、なぜか心に引っかかった。 二つの事件とも、犯人は 外国人ではないか? というのである。 日本の警察は優れていると 思うので、事件の解決は警察に 任せるとして、武道、格闘技に 青春のすべてを掛けてきた 自分に何かできないか? と、考えた。 いったい自分は何のために 高校生の時、武道で生きると 決めたのか? 今はサラリーマンで 妻子三人に囲まれ、 幸せな生活をしている。 しかし・・・・・・ 自分の中でフツフツと 「やってやれないことはない!」 という氣持ちが沸きあがってきた。 この世界に自分というちっぽけな 存在がどこまで通用するか、 もう一度歩き始めてみようと 決意した。 体験するより観戦する 人口が圧倒的に多い格闘技。 交通事故でシートベルトを すると驚異的に死亡率が 下がるという。 これと一緒で武道、格闘技を 経験したら、益々治安が悪くなり この物騒な時代の悲惨な事件を ひとつでも防げることになるの ではないか? と、考えた。 私は、なにも最強の人を つくりあげたいとは思わなかった。 最強の人をつくりあげる 機関はたくさん世にあるからだ。 一般の人にもっと武道を 体験できるように出来ないか? 一般の人にもっと武道を 根付かせたい。 日本全体の護身レベルを 少し上げることにより 悲惨な事件が減って くれればいい。 自分の人生を掛けてみよう。 そんな人がひとり増えても 世の中困らないはず。 まずは家族の説得をして みなければ。 妻子を抱えて冒険なんて! とよく耳にするが、妻子が いた方が力を発揮できる 人も多いのです。 ある日の夜、今の気持ちを 妻に話してみた。 次を読む
起業物語
「思い」だけで、甘くはない、 ビジネスの世界に飛び込んで いきました。 学歴、コネ、財力、なし状態で、 飛び込んでいった私の自叙伝です。 さまざまな人の協力を得て、 生かされているのが よく判ります。 今、壁にぶち当たっている人の、 少しでも励みになれば幸いです。 やる気さえ失わなければ、 何度でもやり直せます。 自分を変えるのは、 今、この瞬間からです。
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