9Sep

起業物語、不気味から不安
キックボクシングの 基ともいえる、 タイ式キックのムエタイでは 強烈な攻撃を受けると 「ニヤッ」と笑顔をつくる。 対戦相手に 「よい攻撃だったが、 おまえの攻撃など、 笑うくらい効いていないぞ!」 という心理的なテクニックである。 当然、攻撃していた選手は 「おし、決まった!」 と思ったパンチ・キックを 放ったのに 「相手は笑っている」 ・・・非常に不気味である。 野蛮な言葉で申し訳ないが、 想像してみて欲しい。 「他者を殴る蹴る!」 「他者を殴る蹴る!」 殴っても殴っても、 蹴っても蹴っても、 笑っている。 不気味である。 そして不気味が「不安」 に変わる。 こんなに殴っているのに 倒れないうえに笑っている。 自分のパンチは本当に 効かないのか? 自信喪失のうえ、 相手をバケモノだ! 「バケモノ」と認める 相手と戦う人間は負ける。 陰陽師は別として 心理的に勝てないのだ。 機会があったら観察して 欲しいのだが、ボクシングでも タイ国の選手はよく笑う。 前を読む 次を読む
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