9Sep

起業物語、血が騒ぐ
「入って!どうした?」 E部長の第一声である。 私: 「会社を辞めたいのですが、 今、抱えている仕事もあるし、 会社にも自分にも都合の良い 状態で辞めたいのです」 とうとうこの言葉を 吐き出すことが出来た。 一年間、恐怖と戦い、 やっと吐き出せた言葉。 しかし、また戦場にいくのか! と嬉しさも悲しさもない、 不思議な感覚だった。 ・・・時を刻む音が聞こえるくらい、 沈黙の時間が流れ、 E部長の口から 「やはりそうか・・・」 アナタは顔に表れやすいからなぁ。 昼、顔を見せた時 そうじゃないかと思ったよ。 う~ん。 この時代、組織(企業)にいようが、 独立していようが、あまり関係 ないからな。 私だってこの会社でマネージャーという 職務についているが、外に出ると 全く関係ないからな。 でも先の事は考えているのか? ただ一時の感情で会社を辞めたって 上手くいかないよ。 昨年末、リストラで多数の 従業員が辞めさせられたよね。 上手く転職出来た者、 苦労している者、 知っているよね? でも、アナタがしっかり プランを練って独立していく 事は嬉しいことだよ。 私: ありがとうございます。 一時の感情で辞めるのではなく、 一年前からいつ辞めようか 考えていました。 勝負したいんです! 勝負の中で生きていた 血が騒ぐんです。 別に誰と勝負をする 訳でもないが、 「勝負」という言葉が 口から出てしまった。 前を読む 次を読む
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