8Sep

起業物語、見た目は同じ、中身は異質
空手にはいくつもの流派があり、 私の10代から20代にかけては 強さのみが必要だった。 そして、強くなりたかった。 強くなりたいがため貪欲に 稽古をした。 今回、入会した空手道は、 見た目は空手ということで カテゴリーは一緒だが、 今まで稽古をした空手とは 中身は全く異質であった。 卓球とバドミントンほどの 違いはないが、硬式テニスと 軟式テニスくらいの違いがあった。 正拳突きひとつとってみても、 引き手も打ち方も違って 四苦八苦していた。 自分の中で一番と思っていた 基本の動作をすべて 捨てなければならない のである。 道場のK先生は素晴らしい人格者で、 もともと武道経験のある私に 他の人以上に目をかけてくれた。 もちろん、強さではなく 武道教育者として 小学生など後進の 指導者としてである。 武道教育を発展するため、 このK先生についてもう一度 空手の修行を生涯してみようか迷った。 このまま続けるか迷いながらも、 稽古には熱心に参加していた。 3ヶ月を過ぎたあたり 昇級審査がある申を告げられ 茶帯くらいにはなるんじゃないか! と言われた。 しかし、昇級審査まで一ヶ月を 切ったあたり運命の道が 方向転換しはじめた。 前を読む 次を読む
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