8Sep

起業物語、揺れに揺れた一ヶ月間
審査が近づき稽古にも 熱が入り、おし! と思いながらも何かが 心に引っかかる。 昇級審査を受けてしまえば、 引っかかりもスッキリするのでは ないかと考えていたが、 インターネットで空手道場を 検索してしまったのである。 そうしたら過去に稽古を 積んでいた空手と同系列の 道場が近くに存在していたのだ。 一日一日と昇級審査が近づき、 このまま続けていくか迷いに迷った。 せっかく出会った、 K先生と離れるのが辛い。 K先生には学びたいことが まだたくさんある。 そんな時、私の相談役である 妻に聞いてみた。 「自分のやりたい方を やればいいんじゃない!」 言葉にしてみれば冷たく とられるかも知れないが、 私の心の中を見透かされて いるような返答だった。 次稽古日にK先生に辞める 申を告げた。 私の中では、過去に稽古を 積んでいた空手に戻るのではなく、 何故?今空手を再び始めたのか? 初心に戻る必要があった。 世間一般の人に武道を 根付かせるために、 新しいものを 生み出したいのである。 まずは自己投資、自己の カラダがどのくらい退化 したか知る必要があると思った。 過去に稽古をした空手道に 再び入会した。 もちろん白帯からである。 しかし、今回の入会では 目的があった。 自分の中で新たな武道を生み出す、 きっかけを掴もうと必死に 稽古に励んだ。 その時の気持ちを冷静になって 考えてみれば、再び空手を 稽古できている自分が 嬉しいのである。 実際には基本の動きなど、 どうでもいいことであったかも しれないが、青春を武道に費やした 自分へのプライドがあったのだろう。 そんな中、未来図に影響を 及ぼす人物との出会いがあった。 前を読む 次を読む
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