11Sep

起業物語、人生の転機、幸運は右か左かどっちだろう?
テレアポをやり、 たまに地元で飛び込みを やる日が続いた。 断られることには 大分なれてきていた。 そういう矢先に 今、勤めている会社の E部長に食事に誘われた。 何回もご一緒したことのある 焼肉屋さんで、E部長の口から 会社を辞める時期の話がされた。 表情はE部長からEさんに 戻っていた。 Eさん 「調子はどうだい? 会社を辞める時期なんだが、 秋までは待てるか? 秋まで待てたら好条件で 辞めることが出来るように なるかも知れないんだけど。」 私 「秋ですか?う~ん、 秋までは長いですね。」 Eさん 「そうか。やっぱり長いか。」 会社を辞めることに対し、 一年間考えに考え抜いた 私としてみれば、あと半年 待つことは氣持ち的に マイナスになりそうだった。 Eさん 「じゃぁいつ頃がいい?」 私 「支障がなければ3月10日 あたりにお願いできませんか?」 Eさん 「何故3月に拘るんだ。」 私 「私の入社した日が、 3月9日でして区切り よく退職したいです、 退職金の掛け率も変わるし。」 Eさん 「わかった。そうするか。」 退職日を決めた後は、 お酒にかこつけ、 くだらない話で延々と 楽しんだ。 お礼とともに固く 握手をして別れた、 1月の寒い日であった。 前を読む 次を読む
スポンサードリンク