11Sep

起業物語、がまんの涙
D先生の会社での 営業トレーニングと 並行して、今、勤めている 会社での仕事の引継ぎに めまぐるしく日々が 過ぎていった。 そして遠慮したかったのだが、 ありがたいことに私の 送別会が予定された。 私の中では会社は離れるが、 会いたければいつでも会える じゃないか! という気持ちがあったのだが、 サラリーマンのケジメとして 快く承諾した。 通常送別会で30 名も集まれば 良いほどの部署であったが、 他部署からの参加者も多く 55 名の人数となった。 きっと後半、営業を意識して 仕事に取り組んでいたからと思う。 嬉しくて泣きたい気持ちだったが、 涙を流してはいけないと思った。 仲の良かった同僚達と 酒を酌み交わし、泣くのは 満足できる仕事を達成した時! と心に誓った。 涙もろい私の涙は、 その後いく度も流れるのだが、 この時は知る由もなかった。 前を読む 次を読む
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